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放射能から子供を守れ20-「食品に含まれる放射性物質の暫定基準値の見直しに関して」

 いよいよ食品安全委員会の答申を受け、「食品に含まれる放射性物質の許容量を定めた食品衛生法の暫定基準」の見直しが行われます。

 正式な基準値はどうなるのか…?

 厳しい基準に定まる方向性の様ですが、不安も多くあります。

当初、7月段階の答申案では、
「内部被曝と外部被曝を合わせて生涯100ミリシーベルト以内」だったのが、修正されて
「食品から受ける内部被曝のみで生涯100ミリシーベルト以内」に変更されました。

(7月より基準値が緩くなってる…)

理由は、
・外部被曝が著しく増大していない現状を前提。
・「食品以外は食品安全委会の職務を超えている」との批判により「外部被曝は、しかるべき管理機関が考えること」とした。

ちょっと待ってください!

 柏に世田谷、横浜と、次々にホットスポットが発見され、ノルウェー大気研究所が日本政府発表の2倍のセシウムが漏出していると指摘し、フランス放射線防護・原子力安全研究所は東京電力が公表している推計値の20倍に相当するおよそ2.7京ベクレルの放射性物質が海に漏出していると指摘するなど、外部被曝が推定値を上回っている実態が判明、

これって、当初の推定より「被曝量が著しく増大している」のではありませんか?

 また、「食品以外は食品安全委会の職務を超えている」という外部の指摘って、いったい何処の誰が指摘したのか?

 食品安全委員会が「内部被曝と外部被曝を合わせて生涯100ミリシーベルト以内」と答申しても全然問題なく、その先の段階で「外部被曝量を管理する‘しかるべき管理機関’」と議論・検討して、食品の基準値を定めるべきではないでしょうか。

 子供たち始め国民の健康よりも、役人のテリトリー争い・権力争いの方が重要ですか?ホント、最悪の縦割り行政です。

 更に「生涯100ミリシーベルト」って…、何故「年間1ミリシーベルト以内」と、‘年単位’で言えないのでしょうか?

以前より食品に含まれる放射性物質の基準値が厳しくなる方向性は歓迎するも…、

 当会は、あくまで「外部被曝・内部被曝を合わせて年間1ミリシーベルト以内」となる法律に基づいた厳格な基準値を主張し、今後の行方を注意深く見守りたいと思います。

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